
ティム・バートン監督が10月31日、第27回東京国際映画祭のイベントで来日し、六本木ヒルズにて『ビッグ・アイズ』の最新予告編を紹介してくれました。
登壇したティム・バートン監督は
「私は何年も何年も日本に来ていますが、毎回楽しませていただける、大好きな場所です。明日から僕の展覧会が始まりますが、『ビッグ・アイズ』はもうすぐ完成なんです。今日は本編を観てもらえなくてごめんなさい。でもこんなにたくさん集まってくれてありがとう!」
と挨拶。
今回この実話を題材にした理由については
「「ビッグ・アイズ」アートは、僕が子供の頃には街にあふれていたんです。近所の家や歯医者の待合室なんかにね、とにかく街中にありました。その頃から不思議な絵だと感じていたんです。まるでじっと見つめられているような強いインパクトがあって、ずっと興味を持っていました。」
と想い出を語るものの、この映画にその子供時代の想いは入れていないと説明。
「それより、最近になってマーガレットとウォルターの奇妙な関係を知って、ぜひ映画化したいと思ったんです。僕にとって実話を描くのは『エド・ウッド』以来ですが。」
と久々の実話ベースのドラマ映画に意欲をのぞかせていました。
また、マーガレットとウォルターのキーン夫妻を演じるエイミー・アダムスとクリストフ・ヴァルツについては
「素晴らしい俳優2人と仕事が出来て、とても嬉しいです。この作品は何より演技が大切で、エイミーとクリストフのような演技派の2人が
参加してくれたことをとても嬉しく思っています。」
と称賛しました。
https://youtu.be/6t8P52ropkU
ビッグ・アイズ
[col_full] [col_third] [/col_third]
ストーリー
内気で口下手なマーガレット・キーン。彼女の描く悲しげな大きな瞳の子供たちの絵は、1960年代に世界中で大ブームを巻き起こした。ただし、夫のウォルターの絵として。
富と名声。両方を手にしたふたり。しかし、マーガレットは真実を公表し闘うと決心する。
なぜ彼女は、夫の言いなりになったのか?なぜ彼女は、全てを捨てると決めたのか?
アート界を揺るがす大スキャンダルの行方は?
[/col_full]
スタッフ&キャスト
監督:ティム・バートン
音楽:ダニー・エルフマン
出演:マーガレット:エイミー・アダムス、ウォルター:クリストフ・ヴァルツ
配給:GAGA
© Big Eyes SPV, LLC. All Rights Reserved.