
ジェシカ・チャステイン主演、ケヴィン・コスナー共演、セレブ御用達の違法ポーカールームを運営していたモリー・ブルームの手記を原作とした、『ソーシャル・ネットワーク』脚本家アーロン・ソーキン監督デビュー作『MOLLY’S GAME(原題)』の日本公開が、2018年5月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショーが決定しました。
モリー・ブルーム(ジェシカ・チャステイン)はハーバード大学の法律学科に通っていた、将来はオリンピック出場と目されていたスキープレイヤーでした。しかし怪我で夢を断念。その後彼女はロスで最も有名なセレブ御用達の違法ポーカールームを8年間も運営し、世界一掛け金が高いポーカー・ゲームの経営者となります。顧客リストにはレオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア、ベン・アフレックをはじめとするトップスターたちの名前がありました。最終的に17人の武装したFBIに踏み込まれて逮捕されるまでになります。
2014年に刊行されベストセラーとなったモリー自身の回想録を、『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞®脚色賞を受賞し『スティーブ・ジョブズ』など、実在の人物を描くことに定評のある脚本家アーロン・ソーキンが脚本、そして初監督しました。
主演のジェシカ・チェステインは本作でアカデミー賞主演女優賞の呼び声が高まっています。
物語は、違法なポーカー・ゲームでFBIに逮捕された彼女と弁護士(イドリス・エルバ)のやりとりを通して、スキャンダルの的となったモリーの栄光と転落を追っていきます。モリーの父親をケヴィン・コスナーが演じます。
MOLLY’S GAME(原題)
ストーリー
モーグルのオリンピック候補だったモリー・ブルームは、選考をかけた大会で怪我を負い、アスリートの道を諦める。ハーバード大学へ進学するまでの一年を、ロサンゼルスで気ままに過ごすことにしたモリーだったが、勤めていた会社のボスから、アンダーグラウンドなポーカー・ゲームのアシスタントを頼まれる。そこでは、ハリウッドスターや大物プロデューサー、大企業の経営者らが法外な掛け金でポーカーに講じていた。やがて、彼女はその才覚で26歳にして自分のゲームルームを開設するのだが、10年後FBIに逮捕される。彼女を担当した弁護士は、打合せを重ねるうちに、目の前の女性がタブロイド紙に書きたてられるような人物でないことを知るのだが…
スタッフ&キャスト
監督・脚本:アーロン・ソーキン
出演:ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナー、マイケル・セラ
製作国:アメリカ/配給:キノフィルムズ