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ポーランド映画『イーダ』7月渋谷シアター・イメージーフォーラム〜全国公開

ポーランド映画『イーダ』7月渋谷シアター・イメージーフォーラム〜全国公開
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「ポーランド映画祭2013」で上映し、多くの観客の圧倒的な支持と共にロードショー熱望の声が多かった『イーダ』の劇場公開が決定!
7月下旬より渋谷シアター・イメージフォーラムから全国公開予定

『イーダ』はワルシャワ国際映画祭でグランプリを獲得したほか、イギリス国際映画祭、トロント国際映画祭で賞を獲得するなど、世界の映画祭で高い評価を得ている作品で、なぜか本国よりフランスで大ヒットしています。母国ポーランドでは93館での上映だったのにフランスでは270館。動員数もフランスでのポーランド映画では歴代6位を記録しています。
日本では去年の「ポーランド映画祭2013」での上映時には毎回溢れる程の満席となり話題となりました。

モノクロの美しい映像美に注目

本作は60年代初頭のポーランドを舞台に孤児として修道院で育てられた少女が、自身の出生の秘密を知るため旅にでるという物語。
監督パヴェウ・パヴリコフスキは、ホロコーストと共産主義の大きな波に見舞われた戦後ポーランドの光と影をモノクロ撮影、スタンダードサイズの画角、全体に静かな雰囲気の中で効果的に使われる音楽などで叙情的な映像で描き、一躍ポーランド映画界の最前線におどりでました。
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中盤以降からキューティー映画の様式を帯びる『イーダ』

詰めたような静けさが全編に漂う映画なのですが、禁欲的でおとなしいイーダと破天荒な生活を送るおばのヴァンダという全く異なる2人の女性の旅という図式がそれとなくキューティー映画的で、さらに旅の途中でイーダがダヴィド・オグロドニク扮するジャズ・サックスプレイヤーの青年と出会うあたりから、この映画はキューティー映画の様式を持ち始めます。ida-j-release_03ida-j-release_04
ラストに向けて修道女として質素な生き方をしていたイーダの行動と変身はまさにキューティー映画のヒロイン。気持ちで行動し自分自身を変えていきます。その姿は毅然としてかっこ良く、そして儚いです。
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パンフレットが秀悦!

映画の舞台となったポーランドの時代背景を頭に入れておかないと、ちょっと分かりにくい映画です。さらにヴァンダの職業となぜ破天荒になったか?など人物描写がちょっと弱いところもあります。
その辺はパンフレットに非常に詳細な解説があります。映画の前にパンフレットをサラッと読んでおくと、より映画への理解が深まり、キャラクターたちの行動の理由がわかると思います。
さらにパンフレットに掲載されている写真はとても落ち着いてて、本編映像より写真としてとてもシックな装いです。このパンフレットはお勧めです。
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イーダ

ストーリー

60年代初頭のポーランド。孤児として修道院で育てられた少女アンナ(アガタ・チュシェブホフスカ)は、ある日院長からおばのヴァンダ(アガタ・クレシャ)の存在を知らされる。一度も面会に来ないヴァンダに興味をもったアンナは彼女を訪ねるが、ヴァンダから衝撃の言葉を受ける。
「あなたの名前はイーダ・レベンシュタイン、ユダヤ人よ」。
突然知らされた自身の過去。私はなぜ両親に捨てられたのか?イーダは出生の秘密を知るために、2人は旅にでることに…。

スタッフ&キャスト

監督:パヴェウ・パヴリコフスキ
脚本:パヴェウ・パヴリコフスキ
キャスト:アガタ・クレシャ、アガタ・チュシェブホフスカ、ダヴィド・オグロドニク
原題:Ida/製作年:2013年/製作国:ポーランド・デンマーク合作
配給:マーメイドフィルム

https://youtu.be/o5afqXicFZ0
公式WEBサイト:https://mermaidfilms.co.jp/ida/
ⓒPhoenix Film Investments and Opus Film

7月下旬より渋谷シアター・イメージフォーラムにて公開