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84歳の翻訳家を描いたドキュメント映画『ドストエフスキーと愛に生きる』関連トークイベント

84歳の翻訳家を描いたドキュメント映画『ドストエフスキーと愛に生きる』関連トークイベント
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海外文学界の第一線で活躍する翻訳家が語る「翻訳」の魅力『ドストエフスキーと愛に生きる』公開記念イベント

2月22日から公開の『ドストエフスキーと愛に生きる』。ウクライナ・キエフで生まれた84歳になる女性翻訳家の、生涯をかけてドストエフスキー文学のドイツ語訳と共に歩む姿と、その数奇な半生を追ったドキュメンタリー映画です。

公開直前の2/19(水)にはブックスペース下北沢「B&B」とのタイアップ企画として、ドキュメンタリー映画監督・作家の森達也さん、字幕翻訳者の太田直子さんと劇団「地点」の演出家・三浦基さんでのトークショーが行われます。
公開後は上映館の渋谷アップリンクにて、数々の翻訳家ゲストを招いてのトークショーが上映後に行われます。

2/28から開催される文芸フェスとの連動も行われる本作イベント、「本」「翻訳」にご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
cueで行った翻訳家佐竹史子さんのインタビューも合わせてどうぞ。
ロマンス小説を多く翻訳している翻訳家 佐竹史子さん
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下北沢 本屋B&B 公開記念直前トークイベント

公開に先駆け、ドキュメンタリー映画監督・作家の森達也さん、映画字幕翻訳者の太田直子さんと劇団「地点」の演出家・三浦基さんによるトークイベントをB&Bにて開催します。異なるバックグラウンドを持つスペシャリストのお三方が本作“ドストエフスキーと愛に生きる”で、つながり、それぞれの見地からこの作品の魅力についてお話頂きます。

【日時】2月19日(水)20:00~22:00(19:30開場) 
【場所】下北沢B&B https://bookandbeer.com/
【料金】1500+1ドリンク

ゲスト・プロフィール

森達也(もり・たつや) 映画監督・作家
1956年広島県生まれ。立教大学卒。大学生 時代から自主制作映画や演劇活動などに関わる。テレビ制作会社に入社後は、報道系、ドキュメンタリー系番組を 中心にディレクターを務め、1998年にオウム真理教の青年信者たちを描いたドキュメンタリー映画『A』を発表して、ベルリン国際映画祭をはじめとする内 外の映画祭で高い評価を受ける。その続篇『A2』(2002)は、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を同時受賞。その後、活発な文筆活動を 展開。著作「A3」(集英社インターナショナル)で、2011年、講談社ノンフィクション賞を受賞。

太田直子(おおた・なおこ) 映画字幕翻訳者。
1959 年広島県(鞆の浦)生まれ。天理大学ロシア学科卒。ロシア文学研究者を目指すも挫折し、30年前から字幕屋稼業。字幕作品は『ボディガード』『初恋のきた 道』『バイオハザード』シリーズなど千本超。著書は『ひらけ!ドスワールド 人生の常備薬ドストエフスキーのススメ』(AC Books)など多数

三浦基(みうら・もとい) 劇団「地点」演出家。
1973 年生まれ。桐朋学園大学演劇科・専攻科卒業。1999 年より2年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在する。2001 年帰国、劇団「地点」の活動を本格化、2005 年、京都へ拠点を移す。2012年にはロンドン・グローブ座からの招聘で初のシェイクスピア作品を成功させるなど、海外公演も精力的に行う。本年 3/14(金)から神奈川KAATにて、ドストエフスキーの『悪霊』の公演を控えている。

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『ドストエフスキーと愛に生きる』公開記念トークイベント(予約可)

【日時】3月23日(日)~3月6日(木)、各回の上映後 
【場所】渋谷アップリンク https://www.uplink.co.jp/movie/2013/20712
2/23(日)12:45~の回
【上映後トークショー】 ゲスト:野崎歓さん(フランス文学者・翻訳家)
2/26(水)19:00~の回
【上映後トークショー】 ゲスト:鴻巣友季子さん(翻訳家・エッセイスト)
3/2(日)12:45~の回
【上映後トークショー】 ゲスト:岸本佐知子さん(翻訳家)※このイベントは文芸フェスのサテライトイベントとなっています
3/6(木)19:00~の回
【上映後トークショー】 ゲスト:柴田元幸さん(アメリカ文学研究者・翻訳者)

ゲスト・プロフィール

野崎歓(のざき・かん)
1959年生まれ。東京大学文学部教授。フランス文学者。トゥーサン、ウエルベックらの翻訳で知られるほか、映画、文芸批評も手がける。専門であるネルヴァルを論じた『異邦の香り──ネルヴァル「東方紀行」論』(講談社/2010年)で読売文学賞を受賞。近著に『文学と映画のあいだ』[編](東京大学出版会/2013年)、『フランス文学と愛』(講談社現代新書/同)、『翻訳教育』(河出書房新社/2014年)、『映画、希望のイマージュ──香港とフランスの挑戦』(弦書房/同)などがある。

鴻巣友希子(こうのす・ゆきこ)
1963年生まれ。お茶の水女子大学大学院前期博士課程在学中の1987年から出版翻訳の世界に入る。J・M・クッツェー、マーガレット・アウトウッドなどの翻訳を手がけるほか、文芸評論家、エッセイストとしても活躍。近著に『本の森 翻訳の泉』(作品社/2013年)、『翻訳教室──はじめの一歩』(筑摩書房/2012年)、『熟成する物語たち』(新潮社/同)、『孕むことば』(中央公論新社/同)、『本の寄り道』(河出書房新社/2011年)、『全身翻訳家』(筑摩書房/同)などがある。

柴田元幸(しばた・もとゆき)
1954年生まれ。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベックなどアメリカ現代文学の訳で知られる。2010年、トマス・ピンチョン著『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞。村上春樹、川上弘美、古川日出男らを執筆陣に迎えた文芸誌『モンキービジネス』を2008年から2011年まで編集、2013年に『MONKEY』を創刊。また、英語版『MONKEY BUSINESS』を米国の出版社と共同で毎年発行し、日本文学の紹介に努めている。

岸本佐知子(きしもと・さちこ) ※文芸フェス サテライトイベント ゲスト
1960年生まれ。上智大学文学部英文科卒業。洋酒メーカー宣伝部勤務を経て翻訳者に。ショーン・タン、 リディア・デイヴィス、ミランダ・ジュライ、ジャネット・ウィンターソンなどの訳で知られる。編訳書に『変愛小説集』(講談社)、 『居心地の悪い部屋』(角川書店)ほか。著書に『気になる部分』(白水社)、『ねにもつタイプ』(筑摩書房/第23回講談社エッセイ 賞受賞)、『なんらかの事情』(筑摩書房)等がある。

『ドストエフスキーと愛に生きる』

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80歳を超える翻訳家スヴェトラーナ・ガイヤーの横には、華奢な姿に不似合いな重厚な装丁の本が積まれている。『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』『悪霊』『未成年』『白痴』。言わずと知れたロシア文学の巨匠・ドストエフスキーの長編作品。
スヴェトラーナはそれらを“五頭の象”と呼び、生涯をかけてドイツ語に訳した。1923年ウクライナ・キエフで生まれ、スターリン政権下で少女時代を過ごし、ナチス占領下でドイツ軍の通訳として激動の時代を生き抜いた。
本作では、一切の妥協を許さない彼女の織り成す深く静かな翻訳の世界と、紡がれる美しい言葉たち、丁寧な手仕事が繰り返されるスヴェトラーナの静かな日常を追う。

スタッフ&キャスト

監督・脚本:ヴァディム・イェンドレイコ
撮影:ニールス・ボルブリンカー、ステファン・クティー
編集:ギーゼラ・カストロナリ・イェンシュ
出演: スヴェトラ-ナ・ガイヤー、アンナ・ゲッテ、ハンナ・ハーゲン、ユルゲン・クロット
製作:ミラ・フィルム
スイス、ドイツ/2009/ドイツ語、ロシア語/93分

公式web:https://www.uplink.co.jp/dostoevskii/
公式FB:https://bit.ly/DostoevskiiFB
公式Twitter:https://twitter.com/DostoevskiiJP

2014年2月22日(土)より、
渋谷アップリンク、シネマート六本木ほかにて全国順次公開