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フランス映画祭2015観客賞は『エール!』

フランス映画祭2015観客賞は『エール!』
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uni-france-films-2015-award_006月26日(金)〜6月29日(月)まで開催されていたフランス映画祭2015で、観客賞に感動的なキューティー映画『エール!』が選ばれました。


観客賞は全ての上映作品を対象として、鑑賞されたお客による4段階の評価を平均して、もっとも点数の高かった作品に贈られる賞です。
2012年『最強のふたり』、2013年の『タイピスト!』、2014年『バツイチは恋のはじまり』が選ばれています。

今回受賞した『エール!』は、2014年12月17日にフランスで公開されるやいなや、多くの観客に愛され、4週連続 1位を獲得、12週連続でTOP10入りを果たし、750万人が涙した超話題作です。主役のポーラを演じるのは、人気オーディション番組で注目を集めた新人ルアンヌ・エメラ。本作で本年度セザール賞最優秀新人女優賞を受賞しています。

今回フランス映画祭ではルアンヌ・エメラとエリック・ラルティゴ監督が共に初来日し、トークショーではルアンヌが客席と手話でやりとりをする場面もありました。

感動のキューティー映画『エール!』エリック・ラルティゴ監督と主演ルアンヌ・エメラのトークショー

今年の『エール!』の観客賞は誰もが納得の受賞だと思います。
耳の不自由な一家の中で唯一健常者である娘をヒロインに、そのヒロインが実は歌が得意で自分の夢の実現のために音楽学校を受けようとする…というドラマ設定だけで十分名作になる条件を兼ね備えていますが、それをコメディタッチのキューティー映画で、周辺のキャラクターも丁寧に描いていったのが最後の大感動シーンに繋がります。
劇中で歌われる歌も日本では馴染みは薄いですが、フランスでは懐メロとなる、70年代の代表的なシャンソンをメインにしたのが、その歌詞のメッセージ性がドラマに活かされていてとても良かったです。

そして10月31日(土)から『エール!』は全国ロードショーが決定しています。cueも今年のフランス映画祭ではイチオシのキューティー映画でした。何度観ても感動が全く薄れない脅威の作品です。
理屈抜きで心に響く歌声の感動作『エール!』

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「パリで歌手になりたい」ポーラの夢が“聴こえない”家族は大反対! 少女の夢と家族への愛を乗せた歌声が起こした、最高の奇跡とは―?

ストーリー

フランスの田舎町。酪農を営むベリエ家は、高校生のポーラ以外、父も母も弟も全員耳が聴こえない。
美しく陽気な母、熱血漢な父とおませな弟。一家の合い言葉は、“家族はひとつ”。オープンで明るく、仲のいい家族だ。
ある日、ポーラの歌声を聴いた音楽教師はその才能を見出し、パリの音楽学校のオーディションを受けることを勧める。
夢に胸をふくらませるポーラだったが、彼女の歌声を聴くことができない家族は、彼女の才能を信じることもできず、もちろん大反対。夢に向って羽ばたいてみたい、だけど私がいなくなったら…と、ポーラは悩んだ末に、夢を諦める決意をするのだが…

原題:「La famille Bélier」/2014年/フランス映画
© 2014-Jerico-Mars Films-France 2 Cinéma-Quarante 12 Films-VendÔme Production-Nexus Factory-Umedia

『エール!』2015年10月31日(土)新宿バルト9他全国ロードショー