
いよいよ10月17日(木)から開催される、第26回東京国際映画祭。
数多く上映される作品の中からcueの独断と偏見でキューティー映画をピックアップしてみます。日付順、開始時間順に並べました。
キューティー映画的に今年の目玉は、何といっても『ブリングリング』のプレミア上映です。監督のソフィア・コッポラが来日します。
最初は「全体に地味で気取った真面目な映画ばっかりかな?」と思いつつ全作品をチェックしていたのですが、気付いたら結構な数のキューティー映画を選んでいました。特にアジアの作品にキューティー映画が多い気がします。どの作品もあらすじや予告編を見ると実に個性的です。
cueがその中でも特に注目しているのは、インドネシア映画の『愛を語るときに、語らないこと』とスウェーデン映画『ウィ・アー・ザ・ベスト!』です。
でも会期中に観ていくと、違う印象になる映画や意外な映画もたくさんあると思います。
ここに挙げた作品以外で「これキューティー映画だった!」という作品も絶対あると思います。そんな情報をtwitter等でお待ちしております。
ブリングリング
10/18 18:20 公式サイト作品詳細
実際にLAで起きたセレブばかりを狙ったティーンエイジャーの窃盗団の事件を、ソフィア・コッポラがキューティー映画タッチで描きます。エマ・ワトソンが窃盗団の一員を演じているのも話題です。
cue最新海外映画情報:The Bling Ring
マリー・イズ・ハッピー
10/19 14:55 | 10/21 17:15 公式サイト作品詳細
タイ映画です。女子高生の日常を描いた作品です。予告編を見る限り、今どきの女子高生をリアルタッチで描くっぽいですね。
東京国際映画祭のサイトに予告編がなかったので、こちらに貼っておきます。
https://youtu.be/XcxDepV1UJg
映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス
10/20 12:15 公式サイト作品詳細
日本のアニメでキューティー映画と言えば『プリキュア』シリーズです。
普段は小さな女の子のための映画ですが、今回はぜひ大人の女性のみなさんも、プリキュア映画シリーズ恒例のミラクルライトを振ってプリキュアを応援したり、エンディングのダンスを一緒に踊ったりしてほしいですね(笑)いつかガッツリ考察したいシリーズ作品です。
愛を語るときに、語らないこと
10/20 19:55 | 10/23 20:00 公式サイト作品詳細
目に障害を持つ若者たちの恋愛を描いたインドネシアの女性監督作品です。予告編の作りが編集・音楽ともにとてもいい感じです。期待作です。
マッキー
10/20 20:40 公式サイト作品詳細
この作品はすでに9月に開催された第6回したまちコメディ映画祭で上映されています。
殺された男がハエに生まれ変わり恋敵の悪者に復讐するというアクションコメディ。インド映画ですが2時間という上映時間で見やすく楽しいアクション映画になっています。
総舗師 ― メインシェフへの道
10/21 19:30 | 10/22 20:25 公式サイト作品詳細
台湾には料理店のシェフとは別に、屋外の宴席「辦卓」で腕を振るう出張料理人(総舗師)というシェフがいて、それを題材にしている台湾のコメディー映画です。アイドルを夢見て家を飛び出した娘が、総舗師として有名な父の死をきっかけに傾いた家業を継ぐことを決意するというお話です。とても楽しそうです。
恋するリベラーチェ
10/22 14:05 公式サイト作品詳細
スティーヴン・ソダーバーグ監督作品のテレフィーチャー作品です。実在した同性愛者の人気ピアニスト、リベラーチェにマイケル・ダグラスが、その恋人役にマット・デイモンが扮した作品です。今年の第65回エミー賞とクリエイティブ・アート・エミー賞で合計11部門を受賞しました。
マラヴィータ
10/22 17:15 公式サイト作品詳細
ロバート・デ・ニーロ主演、リュック・ベッソン監督脚本の、マフィアの一家がフランスで匿われるが、みんな素性を隠すことが出来ず…というマフィア映画を使ったコメディ映画です。
この映画は公開前にcueで取り上げています。
cue最新海外映画情報:The Family
セッションズ
10/23 11:05 公式サイト作品詳細
首から下がまったく動かない障害を持つ、詩人でありジャーナリストのマーク・オブライエンの実話をベースにし、彼をジョン・ホークスが演じます。ヘレン・ハント扮するセラピストとの恋を描いたお話です。
ウィ・アー・ザ・ベスト!
10/23 18:10 | 10/24 13:35 公式サイト作品詳細
スウェーデン映画の傑作キューティー映画『ショー・ミー・ラヴ』の監督ルーカス・ムーディソンの作品です。82年という時代設定で、パンクバンドをはじめる女子中学生たちを描きます。
cue Review:ショー・ミー・ラブ
So Young
10/23 20:40 | 10/24 13:00 公式サイト作品詳細
『少林サッカー』『レッドクリフ』に出演していた中国女優ヴィッキー・チャオの監督デビュー作です。1990年代の中国の大学生たちの生活と、その10年後を描いた青春群像劇で、中国ではこの春公開され大ヒットを記録しています。
アデル、ブルーは熱い色
10/25 18:30 公式サイト作品詳細
今年のカンヌ映画祭パルムドールを受賞した、15歳少女の同性愛がテーマの話題作です。
cueではいち早く、そして作品原作含めてお伝えしています。
第66回カンヌ映画祭パルムドール、15歳少女の同性愛がテーマの『アデルの人生』が受賞
ここに紹介したのは映画祭で上映される作品全体のほんの一部です。ぜひみなさんも東京国際映画祭で、自分だけのお気に入りキューティー映画を見つけてみてください。東京国際映画祭に来られない方も、今後各作品が日本で公開されていくと思うので、楽しみにしていてください。
第26回 東京国際映画祭 公式サイト