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「レベッカのお買いもの日記」映画化

「レベッカのお買いもの日記」映画化
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sophie_kinsella.jpgよくキューティー映画になりそうな小説を探して読んでいるのですが、その中でもソフィー・キンセラは特にお気に入りの作家さんです。「レベッカのお買いもの日記」シリーズ、「エマの秘密に恋したら…」2作品ともとても面白く読ませてもらいました。特に「レベッカのお買いもの日記」シリーズはストーリーもキャラクターも実に魅力的です。


主人公レベッカは何かと自分に言い訳をしながら買い物を続けていて破産寸前です。
仕事は金融ジャーナリスト。とは言うものの元々金融には興味がなくやっと滑り込んだ会社で、小さい記事の担当をしてるだけ。誰からも期待されず、能力もあまりなく、本人も仕事に情熱はなく、何かにかこつけてサボるか仕事上での「オイシイ思い」をすることしか考えていません。 カードローン返済のため出費を抑えようと自炊を決意しても、結局自炊のためのグッズをカードで買い漁り借金は増えるばかり。でも何とかなるわ!誰かが何とかしてくれるのよ!と能天気で自分に甘く言い訳ばかりで、そのくせ他人にシニカルな、ごくごく普通の若い女性像です。

そんなレベッカがかっこよくてお金持ちで誠実なエリートとの恋愛をきっかけに、彼に気に入られようと小さなウソをついたり見栄を張ったりして、その虚栄心から仕事で大失敗してしまいます。レベッカは落ち込むもののちゃんと反省して(ここ重要)自分なりに、今まで適当にやってきた仕事に対してプライドと責任を持つようになり、その結果がんばって成功するという展開で、実に爽快感があります。

自分に甘い主人公が反省して成長して…でも、まだまだ言い訳しながら、結局買い物癖は直らない(借金は減らない)という点に人間味があるというか。

ソフィー・キンセラの著書はどれも主人公の語り、1人称で書かれています。
「あーん、あたしったら、もうバカバカっ」とか「キャッ、どうしようドキドキ」「げっ!」「どきっ」など今風の話し言葉を多用した訳し方をするんですが、これがとても作風にマッチしててリズミカルでかわいいんです。特に「ー」と、句読点の使い方がすばらしいと思います。

ソフィー・キンセラ作品の翻訳家、佐竹史子さんの文章のリズムがとても軽妙ですばらしいんです。佐竹さんは「プラダを着た悪魔」も翻訳しています。 1

読みながら「絶対これは映画になるな、すでに企画動いているんだろうな。」とは思っていたのですが、『Confessions of a Shopaholic』というタイトルで2009年公開予定で製作中とのこと。
監督は『夢見る頃を過ぎても』『ベスト・フレンズ・ウェディング 』のP・Jホーガン。
夢見る頃を過ぎても』は隠れた大傑作です。この監督なら大丈夫でしょう。

さらにプロデューサーがなんと『アルマゲドン』『ブラックホーク・ダウン』『パイレーツ・オブ・カリビアン』など大ヒットメーカー、ジェリー・ブラッカイマーです。ブラッカイマーのキューティー映画は、自身がプロデュースして大ヒットした『フラッシュ・ダンス』再び!を目指した『コヨーテ・アグリー』以来。
P・Jホーガン&ブラッカイマーという組み合わせで『レベッカのお買いもの日記』が、エンタテイメントとしては外さないキューティー映画になることが約束されたと思います。

問題はキャスティング…
主人公のレベッカ役は小説を読んでいるときは、ほっそりして都会的でだらしない女の子ということで『アップタウン・ガールズ』出演時のブリタニー・マーフィをイメージしていたのですが、『ウェディング・クラッシャー』でヴィンス・ヴォーンの相手役のアーパー・ギャルをやっていたアイラ・フィッシャーに決定。写真は『レベッカのお買いもの日記』の撮影風景です。
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う~~ん。写真を見る限り微妙なんですが…(笑)
アイラ、去年子供を産んでますね。そのせいかな?いや、元々全体にぽっちゃりした感じの人ですからね。ちょっとイメージが違うと思うんだよなぁ… 。細身でキャピキャピしてるイメージだったんだけどなぁ。まぁ、原作ファンの勝手な妄想ですが。
しかし、映画化が期待されていた人気原作だけに、こだわりのある原作ファンも多く、海外のサイトなんかを見てても「イメージが違う!」という意見が多いですね。

相手役には『ブラックホーク・ダウン』のヒュー・ダンシー。ヒューは日本未公開キューティー映画、アン・ハサウェイ主演『Ella Enchanted』で王子様をやってました。この映画、とても面白いし『プラダを着た悪魔』の公開時に絶対DVDで日本公開されると思ってたのですが、なぜかされませんでした…

コヨーテ・アグリー』に続いてジョン・グッドマンが出るようですが、銀行のレベッカ担当の人の役かな?

とにかく完成が楽しみな映画です。

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  1. 「レベッカ…」の1巻の翻訳は飛田野裕子さんです。レベッカの文章の軽妙なリズムは飛田さんが作って、それを佐竹さんが受け継いでいるのか?それとも原著の文体がそういうものなのか…この辺も個人的には気になります。 []