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第85回アカデミー賞パフォーマンスまとめ

第85回アカデミー賞パフォーマンスまとめ
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2013年2月24日(現地時間)に幕を閉じた第85回アカデミー賞。
今年のテーマである「ミュージック・イン・フィルム」の通り、全体に歌がメインのショーでした。

オープニングから、チャニング・テイタムとシャーリーズ・セロンが優雅にダンスを披露し、ダニエル・ラドクリフとジョセフ・ゴードン=レヴィットが往年のハリウッドスタイルで踊ってみせました。

キャサリン・ゼタ・ジョーンズによる「All That Jazz」:『シカゴ』、ジェニファー・ハドソンによる「And I’m Telling You I’m Not Going」:『ドリームガールズ』、そしてアン・ハサウェイはじめ、ラッセル・クロウ、ヒュー・ジャックマンら『レ・ミゼラブル』全キャストによる「One Day More」が歌われました。


007トリビュートで『ゴールドフィンガー』の主題歌を歌ったシャーリー・バッシーが登場、当時と変わらぬ迫力のある声で主題歌を熱唱しました。

歌曲賞を受賞したアデルも「スカイフォール」を歌いましたし、司会者セス・マクファーレンの映画『テッド』で、劇中に本人役で登場するノラ・ジョーンズが歌う「Everybody Needs a Best Friend」のパフォーマンスもありました。バーブラ・ストライサンドは追悼企画で「追憶」を披露。


しかし何と言っても個人的に今回一番感動したのは、エンディングに行われたセス・マクファーレンとクリスティン・チェノウェスのパフォーマンスです。

フランク・シナトラの「Here’s To The Losers」に、今日惜しくも賞を逃した人や作品名を即興で歌詞に組み込んで歌いました。これが即興性のある演出で素晴らしかった!さらに海外の映像を見ると、固定したカメラワークの中、番組のエンドロールと一緒に流れるので、まさに映画的。最後の最後に小粋でかっこいいエンディング…これぞハリウッドです。

クリスティン・チェノウェスは現在44歳。ブロードウェイ・ミュージカル『ウィケッド』にも出演していたミュージカル女優さんです。ベティ・ブーブのような声が特徴で「ティンカーベル」などで声優もやっています。たぶん日本では一番思いつくのは、「glee/グリー」シーズン1の5話に登場する、シュー先生がグリー部の頃の憧れのスターで今は酒に溺れてボロボロ…という中年女エイプリル・ローズ役。シュー先生役のマシュー・モリソンとハートの大ヒット曲「Alone」を歌ったシーンは、Gleeを見たことある人なら思い出す名シーン(?)です。
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クリスティンは今回、アカデミー賞のレッドカーペットにいる公式レポーターの1人をしていました。有名女優たちと一緒に、着てる服のことなどでキャッキャはしゃぎながらレポートしていたのですが、まさかラストに彼女の一番の武器である歌声を披露する場があるとは!
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今回のアカデミー賞においてクリスティンは、キューティー映画的に見ると(笑)1レポーターからラストで本職の歌声を披露…とジャンプアップでサクセスするヒロインだったと思います。

第85回アカデミー賞、実に小粋で感動的なエンディング曲フランク・シナトラの「Here’s To The Losers」の替え歌をご覧ください。

(ご参考までに)こちらのサイトに和訳歌詞があります。