Home 海外NEWS 第23回ロサンゼルス映画祭の最優秀作品賞はレズビアン歌手を描いた『Becks』

第23回ロサンゼルス映画祭の最優秀作品賞はレズビアン歌手を描いた『Becks』

第23回ロサンゼルス映画祭の最優秀作品賞はレズビアン歌手を描いた『Becks』
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第23回ロサンゼルス映画祭が6月23日に閉幕しました。U.S.フィクション賞(最優秀賞)を、故郷の小さな町に戻ってきたレズビアンの歌手を描くレナ・ホールとミーナ・スヴァーリ(『アメリカン・パイ』『アメリカン・ビューティー』)共演の『Becks』が受賞しました。


『Becks』は恋人と別れて故郷のセントルイスに戻ってきたレズビアンの歌手ベックス(レナ・ホール)が主人公。元修道女で町を良くしようと活動しているとても信心深い母親(クリスティーン・ラーティ)はベックスを良く思っていません。ベックスは小さなバーで歌い始め、そこで1人の人妻(ミーナ・スヴァーリ)と出会い恋におちます。彼女はベックスを高校時代にいじめていた男の奥さんでした…

監督・脚本はエリザベス(リズ)・ロールバーグ(Liz Rohrbaugh)とダニエル・パウエル。共同脚本にレズビアンを公言しているコメディアンヌのレベッカ・ドライズデール(Rebecca Drysdale)。
主演のレナ・ホールは、 2014年にミュージカル版『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』でイツハク役を演じてトニー賞助演女優賞を受賞しています。本作でも歌手役として歌を披露しています。
共演にヘイリー・キヨコ、ダン・フォグラー、マイケル・ゼゲン。

このお話はレズビアンでシンガーソングライターのアリッサ・ロビンズの実体験が元になっています。劇中の「元修道女の母親」という設定も、実際に彼女の母親がそうだったそうです。アリッサ・ロビンズは本作で音楽を担当しています。


ロサンゼルス映画祭は基本的にインディペンデント映画中心の映画祭で、過去、最優秀賞を受賞した作品が一般公開されていることはまれです。
本作はレズビアン映画ということもあり、本来はレズビアン・ゲイ映画祭を中心に上映される作品だと思いますが、そういう作品が最優秀賞を受賞したのはとても興味深いです。