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80’s米アニメの実写化『Jem And The Holograms』公開、その結果は…

80’s米アニメの実写化『Jem And The Holograms』公開、その結果は…
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jem-and-holograms-box-office_0080年代にアメリカで放映されていた、ガールズバンドのアニメの実写化『Jem And The Holograms』が10月23日に全米2413スクリーンで公開されました。週末興収がとんでもないことになっています。


『Jem And The Holograms』は、『トランスフォーマー』「マイリトルポニー」などで有名な米おもちゃメーカーのハズブロが80年代に製作し放映していたアニメです。アニメは東映動画(現東映アニメーション)が制作を請け負っていました。日本では未公開です。

ヒロインが亡き父が残した変身機械でポップスター”ジェム”に変身。同じく変身した友達たちとバンドを組み活躍するというお話で、ライバルバンドなども登場し、何度も再放送をしたこともありアメリカでは未だに人気の高い作品です。

実写化ではアニメのお話を現代的にアレンジし、女の子たちがメイクをして歌を歌っている映像をネット投稿したら人気が出て、それをきっかけにレコード会社と契約しスターになるが……というお話です。ヒロインの亡き父との思い出はマスコット的なミニロボットが映像で見せるという、ちょっとSF的な仕掛けも用意されていますが、基本的には今風のアイドル・サクセス・ストーリーになっています。

監督は『ステップ・アップ』シリーズ、『G.I.ジョー バック2リベンジ』のジョン・M・チュウ。
ヒロインのジェム役にオーブリー・ピープルズ、バンドメンバーにはヘイリー・キヨコ、オーロラ・ペリーノ、ステファニー・スコットといった若手女優陣。さらに80年代の代表的な女優、モリー・リングウォルドが寮母役、ジュリエット・ルイスがレコード会社の社長役で出演するのが話題になっていました。

80’sバンドアニメの実写化『Jem And The Holograms』から音楽シーン、色々

さて、10月26日に全米2413スクリーンという大規模に公開された本作、週末興収がなんと、たったの130万ドル(約1.5億円)この低興収は、2000スクリーン以上を使った映画では過去歴代4位となります。

本作の製作費は500万ドルと低予算だったのがまだ救いです。(だから音楽が安く、シーンの口パクも合わせる気がない映像だったんですね…)

本作の失敗の原因は、オリジナル・アニメファンを蔑ろにした改変で親世代となったオリジナルのファンを動員できなかったことと(イコール、家族で映画館に来る機会をなくしたのと)、若い世代向けに対しては、今ひとつ求心力のない楽曲とキャラクターだったことにあります。

むしろ、原作となるアニメを放送していない日本で上映すれば、オリジナルのティーン向けバンド系キューティー映画としてヒットする可能性もあると思います。キューティー映画として観ると、とても楽しそうだと思うんです。アジア系の女優がメインの1人にいますし。
ユニバーサルさん、日本で上映してみましょうよ!