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リュディヴィーヌ・サニエ インタビュー

リュディヴィーヌ・サニエ インタビュー
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2013年6月21日〜23日まで東京で開催された、フランス映画祭2013。
上映された多種多様な作品の中で、cueでは『恋のときめき乱気流』を大プッシュしていました。

NYのブルックリンから物語は始まり、最悪の別れ方をした男女が偶然にもパリ行きの飛行機で隣り合わせになってしまいます。お互いの過去を交互に描いて行くうちに、互いの過去の誤解が徐々に解きほぐれて行くのですが、2人が一緒にいれるのはパリに着くまで…というお話です。
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90分弱という短い尺に詰め込んだ様々なアイディア、小粋でテンポのいい演出、登場人物全員を大事にした脚本、自然に笑い声が出るコミカルさ…とにかく、ここ数年見たキューティー映画の中ではダントツの完成度だと思います。

さらに俳優陣がみんないい演技してます。その中でもヒロインを演じた、日本でも人気のあるフランスの人気女優、リュディヴィーヌ・サニエは10歳から映画業界にいて、多くの映画で多彩な演技を見せる実力派若手女優。そんな彼女、キューティー映画は本作が初です。ちょっとハスキーな声と、元彼に対するコミカルな芝居がSATCのサラ・ジェシカ・パーカーを彷彿させます。

そんなリュディヴィーヌ・サニエがフランス映画祭で来日したので、インタビューしました。
cue初の女優さんへのインタビューです。女優さんは気難しい人や変わった人もいますから、インタビュー前に傾向と対策を練ろうと、ネットで情報を漁ってみると、過去に取材した人の感想がどれも「いい人」「優しい」というものばかりで、ちょっと安心です。

で、実際に会ったサニエたんは噂通り、とても優しくていい人でした。穏やかでフレンドリー。そして凄く自然体。
妙に肩肘張らず、こちらが何も言わなくてもキューティー映画のことを楽しそうに語ってくれました。
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リュディヴィーヌ・サニエ Ludivine Sagnier

1979年イヴリーヌ県ラ・セル=サン=クルー生まれ。子役としてスタートし、フランソワ・オゾン監督『焼け石に水』(2000)『8人の女たち』(2002)『スイミング・プール』(2003)などに出演。名実共にフランスを代表する若手女優となる。P・J・ホーガン監督『ピーターパン』(2004)のティンカーベル役でハリウッドにも進出。
2005年に俳優ニコラ・デュヴォシェルとの間に女児、2009年に映画監督キム・シャピロンとの間に女児、をそれぞれもうける。

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ご自身が10代、20代の時に観たキューティー映画ってどういう作品でしょう?

ティーンのころは、ジョージ・キューカー監督の作品とかマリリン・モンローが出演している、クラシカルな作品が好きでした。大人になるとフランソワ・トリュフォーの『夜霧の恋人たち』を「素敵だな」って思いながら観てましたね。
あとはアメリカやイギリスの作品『ノッティングの恋人』『プリティ・ウーマン』『セックス・アンド・ザ・シティ』なんかも、もちろん好きで見てました。

どうですか!
質問時に一応「ロマンティック・コメディ、ラブロマンスのジャンルで」と指定はしたものの、これまでも映画人にインタビューして、ここまでキューティー度100%で答えてくれた人はいません!

トリュフォーの作品でもラブコメディな『夜霧の恋人たち』をチョイスしてくる確かさ!

ジョージ・キューカーはキューティー映画の元祖のような監督さんです。オードリー・ヘップバーン主演の『マイ・フェア・レディ』の監督で有名ですが、『風と共に去りぬ』『オズの魔法使』は最初ジョージ・キューカーが監督でした。両作品とも諸事情で別の監督に交代しますが、女性キャラはキューカーの影響が大きいと言われています。キューカーは女優の新しい魅力を作ってくれる人で、当時の女優たちからは絶大な信頼を得ていた監督でした。

『恋のときめき乱気流』について聞いてみました。
ludivine-sagnier-interview_03ヒロインを演じるにあたって、何かの映画を参考にしたりしたのですか?

この映画に対しては、さっきあげた『ノッティングの恋人』や『プリティ・ウーマン』をイメージしました。

自分のキャラクターは、『セックス・アンド・ザ・シティ』のサラ・ジェシカ・パーカーや、ロマンス映画に多く出ていた頃のメグ・ライアンなどをイメージして演じました。

今回の映画は色んなシーンがありますね。NYから始まって、飛行機の中、パーティーシーン、エッフェル塔…どのシーンが演じていて楽しかったですか?

冒頭のNYのシーンがとても楽しかったです。ハリウッドに来たみたいで。
英語で「アクション!」とか言われるし、ブルックリンでタクシーに乗るなんて、ちょっとエキゾティックな感じでしたね。

NYのシーンはCG合成とかもありましたね。そういうときの演技とはどうでしたか?
(「サリエ演じるヒロインはNY滞在中、友達の部屋を借りていて、そこから空港に向かう」というのが冒頭のシーンなのですが、部屋を去る前にその部屋でやる事を忘れないように、あちこちにポストイットを貼っているんです。しかし風でそのポストイットが飛んでしまう…という楽しくて美しいカットがあり、そこは部屋を舞うポストイットとサリエがCG合成となっています。)

あそこは難しくなかったです。(合成用に)ポストイットを取るふりをしながら…とか難しいことではないし。後で合成してけっこう上手くいってるなぁ、と思いましたね。
ludivine-sagnier-interview_04その時の芝居を再現しながらしゃべってくれました。

エッフェル塔のシーンの撮影はどうでしたか?
(映画の中で、エッフェル塔に登って夜景を見ながらダンスをする…というシーンがあります。とても美しい映画で最初の見せ場です。)

あそこの撮影、実は最悪でした…
エッフェル塔の上って寒いんですよ。撮影した日は、パリ自体は凄く暑い日だったんですが、それでもエッフェル塔の上は風が強くて、凄く寒かったんです。

さらにあのシーンで私はヒールを履いていたんですが、階段でヒールがひっかかって転んでしまって…
その時、とっさに顔をかばったんですけど、その代わり肋骨を折ってしまったんです。
すっごい痛かったの!
けど、夜のロマンティックな楽しいシーンだから、すっごく痛かったんですけど「楽しいわ!」って顔をしながら演じてました。

プロフェッショナルですね!

そうするしか、しょうがなかったの(笑)

監督のアレクサンドル・カスタネッティとは上手く仕事ができましたか?

彼は元々、インターネットで色々パロディーソングを発表していて、その歌や歌詞が面白いと評判になったの。ミュージシャン出身だからか、短いシーンやカットで展開や話のオチをつける時のリズム感は上手でした。

もちろん初監督作品だから、監督としての経験不足のところもあったけど、それでも映画全体のリズムの付け方は上手だと思いましたね。
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もし、またキューティー映画に出演するとしたら、どんな役がやりたいですか??

男の役をやってみたいです。
女の子に優しくしない、冷たい感じの役。

どんな役をやるにせよ、本当の自分とはかけ離れた役がやりたいですね。

『恋のときめき乱気流』
2014年DVDリリース予定 発売:アット エンタテインメント

※タイトル変更の可能性あり。

【2014年1月6日追記】

恋のときめき乱気流 [DVD]

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価格¥ 4,104

監督アレクサンドル・カスタネッティ

出演者リュディヴィーヌ・サニエ, ニコラ・ブドス, ジョナタン・コーエン, アルノー・デュクレ, クレマンティーヌ・セラリエ

出版社TCエンタテインメント

商品カテゴリーDVD


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