Home Column ワインスタイン・カンパニーがアニメーション・レーベルを発足。第一弾は『フェリシーと魔法のトウシューズ』

ワインスタイン・カンパニーがアニメーション・レーベルを発足。第一弾は『フェリシーと魔法のトウシューズ』

ワインスタイン・カンパニーがアニメーション・レーベルを発足。第一弾は『フェリシーと魔法のトウシューズ』
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辣腕&お騒がせプロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインと弟ボブ・ワインスタインが率いるワインスタイン・カンパニーがアニメーション・レーベル「Mizchief」を発足させました。その第1弾となるのが、日本ではすでに大ヒット上映中の『フェリシーと魔法のトウシューズ』です。


数々の名作キューティー映画を世に送り出しているワインスタイン・カンパニーは、これまでも『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』『アーサーとミニモイの不思議な国』など、アメリカ以外で制作された、比較的低予算のアニメ映画の配給を手がけていました。

今回、そんなワインスタイン・カンパニーがアニメーション専用のレーベルを発足。その名前は「Mizchief」。これはハーヴェイ・ワインスタインの小さな息子さんが本来は「Mi”s”chief(いたずら)」を「Mi”z”chief」と言うところから命名されています。カナ表記だと「ミズチーフ」でしょうか?

その名前の由来のとおり、ミズチーフはこれまでワインスタイン・カンパニーが配給してきた子供向け、ファミリー向けのアニメ映画を引き続き配給していきます。その第1弾となるのが、全米で8月25日から公開となる『フェリシーと魔法のトウシューズ』です。米タイトルは『Leap!』となります(オリジナルタイトルは『Ballerina』)。

ワインスタイン・カンパニーは配給権を買い付けて上映しないまま塩漬けしたり、アメリカ公開用に編集し直したりすることでも有名です。そしてアニメ映画を配給する場合は、声の出演でハーヴェイ・ワインスタインの人脈なのか、とんでもない有名俳優を起用します。

『フェリシーと魔法のトウシューズ』でもアメリカ版のみ、オリジナル・キャストに加えて声の出演にケイト・マッキノン、メル・ブルックスが参加しています。
日本で現在公開されている字幕版はオリジナルのフランス/カナダ版です。元々この映画は全編英語台詞で、メインキャラクターの声を担当するエル・ファニング、デイン・デハーン、カーリー・レイ・ジェプセン、マディ・ジーグラーは元々オリジナル・キャストで変わりません。

18世紀のフランスを舞台にバレリーナを目指す女の子を描く、エル・ファニング、デイン・デハーンらが声を担当する、フランス/カナダ合作のアニメ映画『Ballerina(英題:Leap!)』が『フェリシーと夢のトウシュ...

そしてミズチーフの第2弾は中国で制作された、神様がおろそかになった現代を舞台に、考え方も見た目も正反対な神様の門番2人を中心に、人間の母子との関係や戦いを描く『小門神』(米タイトル:The Guardian Brothers)です。中国では2016年1月に公開されています。

こちらにもアメリカ版では声優としてエドワード・ノートン、ベラ・ソーン、ジム・ガフィガン、メリル・ストリープ、ニコール・キッドマン、メル・ブルックスという凄いキャストが参加しています。

今後ミズチーフのアニメ配給は、アメリカのCGアニメに比べて低価格で製作された世界中のアニメ映画の配給権を買い、ハリウッドスター勢揃いの声優でアメリカ配給する、という、これまでのアニメ配給とは異なるスタイルになりそうです。