Home Column 追悼:ミュージカル映画の名プロデューサー、クレイグ・ゼイダン

追悼:ミュージカル映画の名プロデューサー、クレイグ・ゼイダン

追悼:ミュージカル映画の名プロデューサー、クレイグ・ゼイダン
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数々のミュージカル映画をプロデュースしてきたクレイグ・ゼイダンが亡くなりました。享年69歳。『フットルース』『ヘアスプレー』、『シカゴ』などのミュージカル映画、今や米テレビ界の重要コンテンツとなった生放送ミュージカルのプロデュースなど、ミュージカル映画を数多く手がけてきました。


クレイグ・ゼイダンはニール・メロンとのコンビで有名でした。ゲイであることを公表しています。

彼のプロデュース作品は『フットルース』(1984)に始まり、『アニー』(1999)、『シカゴ』(2002)、『ヘアスプレー』(2007)などミュージカル映画中心。
特に『シカゴ』ではアカデミー賞作品賞など6部門を制覇。当時低迷していたミュージカル映画の復活のきっかけとなりました。

さらに2013年には、米NBCにて初となる生放送ミュージカル特番「サウンド・オブ・ミュージック LIVE!」をプロデュース。この番組が大成功し、米NBCではクリスマスシーズンに生放送ミュージカル特番を放送することが2016年の「ヘアスプレー LIVE」まで恒例となります。この番組の成功から他局でも生放送ミュージカルや80年代ミュージカル映画のリメイクが盛んとなり、ミュージカル特番は大手ネットワーク局ならではの重要コンテンツとなりました。

そして忘れてはならないのは、クレイグ・ゼイダンとニール・メロンは2013年から2015年までアカデミー賞のプロデュースを担当していたことです。彼らが担当していた頃のアカデミー賞は、普段見ることのできない俳優の組み合わせによるダンスやミュージカルなど非常に華やかにショーアップされ、エンタテイメントの最高峰としてのハリウッド映画業界の底力を見せつけてくれました。

2013年、色々物議を醸し出したセス・マクファーレン司会のアカデミー賞は、今考えると最もハリウッドの伝統的なエンタテインメントの再現をしていました。特にエンディングのクリスティン・チェノウェスとの受賞落選者のことを歌ったパフォーマンスはここ10年では最高のエンディングだと思います。

2013年2月24日(現地時間)に幕を閉じた第85回アカデミー賞。今年のテーマである「ミュージック・イン・フィルム」の通り、全体に歌がメインのショーでした。オープニングから、チャニング・テイタムとシャーリー...

2105年、ニール・パトリックハリス、ジャック・ブラック、アナ・ケンドリックによるミュージカル・オープニングです。感動します。

Oscars 2015 Opening song Neil Patrick Harris (and Jack Black, Anna Kendrick) HD from Aline Vieira on Vimeo.

音楽映画、ミュージカル映画に多大な貢献をしたクレイグ・ゼイダン。ご冥福をお祈りします。